環境?デザイン領域所属、建築?都市?環境工学群 工学デザインプログラム主担当の田所淳准教授が共著で執筆した書籍『メディアテクノロジーシリーズ 10: 音楽制作 - プログラミング?数理?アート -』が出版されます。
AIの登場以前から用いられてきた音楽制作の技法にはじまり、プログラミングで音楽や音響を作り出す手法、作曲や音列の生成を数理の面から捉える分野、音を軸としたメディアアートなど、第一線で活躍の執筆陣が幅広く解説しています。
読者対象
本書は、理工系、文系、芸術系の大学で学ぶ学部生や大学院生を想定して書かれています。さらに大学の外の、テクノロジーを使った音楽制作に興味のあるすべての人々も読者対象となりうると考えています。
書籍の特徴
本書は様々な専門分野の執筆者が特定のテーマでもって各章を担当しております。もっとも大きな特徴は、全員が研究者であると同時に自ら音楽や作品を制作する「表現者」である点です。技術紹介だけに留まらず、自身の制作経験からテクノロジーを用いた音楽制作の哲学や視点について述べられています。
メディアテクノロジーシリーズ 10: 音楽制作 - プログラミング?数理?アート -
人間とテクノロジーの調和による音楽表現の思考,理論,実践に触れ,未来を考察しよう
松村 誠一郎 東京工科大教授 (編著)、今井 慎太郎 国立音大准教授 (著)、森本 洋太 早大准教授 (著)、田所 淳 前橋工科大准教授 (著)、田中 翼 東京藝大非常勤講師 (著)、後藤 英 東京藝大教授 (著)
- 発行予定日: 2025/03/下旬
- 判型: A5
- ページ数: 288ページ
- ISBN: 978-4-339-01380-1