本学システム生体工学科 荒井武彦准教授らは, 日本の小惑星探査計画はやぶさ2に参加しており,科学観測装置である中間赤外カメラTIRで, 小惑星リュウグウのサーモグラフィーを取得しました(2018年?2019年).
この度,荒井准教授が主導して進めてきたTIRの観測データのアーカイブが完了し,アメリカ航空宇宙局NASAのホームページ(Planetary Data System)で公開されました.
今後,世界中の科学者がTIRのデータを解析して,新しい科学成果を挙げることが期待されます.
以下は,TIRで観測した小惑星リュウグウの輝度温度画像のサンプルです.
(科学ジャーナルNatureで掲載された画像と同データ)
上空 5 km からの輝度温度画像 (前工大/JAXA/NASA)
上空 80 mからの近接撮像画像 (前工大/JAXA/NASA)
外部リンク(英語)
Nature
NASA / PDS
Hayabusa2 TIR Bundle