2016年11月 1日の行事予定
名古屋工業大学創立111周年記念行事 ノーベル賞受賞者を招いて
11月1日は名古屋工業大学記念日です。本学は今年で創立111周年を迎え、この日めでたく"いちならび"となります。そんな記念すべき日に、ノーベル化学賞を1981年に受賞された米?コーネル大学名誉教授のロアルド?ホフマン先生をお招きし、創立111周年記念行事をおこないます。
イベント日時 |
2016-11-01 13:00 ~ 16:00 |
場所 |
NITech Hall |
対象者 |
在学生,教職員,名誉教授,その他関係者の方々 |
プログラム
一、開式の辞
一、学長あいさつ
一、ロアルド?ホフマン先生講演
一、演劇「これはあなたのもの」上演 (日本初公演)
一、ホフマン先生とディスカッション
一、閉式の辞
ロアルド?ホフマン(Roald Hoffmann) プロフィール
(撮影 Michael Grace-Martin)
1937年ポーランド(現ウクライナ)生まれ。
ナチスのユダヤ人迫害のため、幼少期に父を殺され、母と二人でウクライナ人の家にかくまわれる。戦後の1949年に渡米。1965年よりコーネル大学の教員になる。専門は量子化学。化学反応におけるウッドワード?ホフマン則を明らかにし、1981年のノーベル化学賞を福井謙一と共に受賞。化学者であると同時に、詩人?劇作家としても活躍している。劇作としては、カール?ジュラシィと共著の「酸素」が有名。
講演題目
Returning, Remembering, Forgiving - a little boy in hiding in World War 2 returns 62 year later to Ukraine
(戻り、忘れず、そして許すこと ‐ 戦争から62年、あの"小さな子"がウクライナの隠れ家に戻った)
演劇「これはあなたのもの」 あらすじ
1992年のアメリカ。フィラデルフィアに住む81歳のユダヤ人女性フリーダ?プレスナーは、息子のエミール一家と静かに暮らしていた。あるときウクライナからフリーダ宛に一通の手紙が届く。戦争中に預かったものを返したいというのだ。じつはフリーダは、第二次世界大戦中にナチスのユダヤ人迫害から逃れるため、当時5歳のエミールと、ポーランドのウクライナ地方にある村の屋根裏に隠れていた経験を持つ女性だった。つまりこの母息子はアメリカ生まれではなく、戦後に移住してきた移民一世である。
ちょうどそのころ、孫娘のヘザーが、高校の宿題でナチスのユダヤ人迫害についてレポートすることになり、祖母のフリーダに戦争中の話を聞きたいとせがむ。戦争で傷ついた多くの人々と同様、フリーダもエミールも、自分たちの家族にさえ戦争中の話をしてこなかった。ところがウクライナからの手紙と、ヘザーの学校の課題という二つの事件が、この二人が心の中に閉じ込めてきた記憶を呼び覚まし、過去の悪夢が蘇る。フリーダはあの時、夫を、父を、妹を、多くの友人たちを虐殺されたのだ。しかも憎しみは複雑だった。なんとフリーダは、ナチスよりもウクライナ人を「ひとごろし」と呼んではばからない。エミールは、自分たちを匿ってくれたのもウクライナ人ではないかと母と諭すが、耳をかさない。それどころかナチスに抵抗して銃殺された夫を「絶対にゆるさない」とまで言い張る。幼いときに父を失い、それゆえ父を英雄視するエミールは、母の言葉に動揺する。
やがてウクライナから客人が訪れ、ひとつの贈り物をする―金の指輪。フリーダは「これはあなたのもの」と突き返すのだが...
あらすじ原文(ロアルド?ホフマン公式ウェブサイトへ)
※英語名は "Something That Belongs to You"
※この演劇原作はロアルド?ホフマン先生の自伝的戯曲であり、複数の国を経てアメリカへ渡り成功するまでの苦難の実体験がもとになっています。
※ホフマン先生は本学の川島慶子教授と交友関係があり、川島教授が原作を日本語へ翻訳したことから、日本初公演が本学で実現しました。
【先進セラミックス研究センター】オープンキャンパス2016
イベント日時 | 2016-11-01 10:00 ~ 12:00 |
場所 | セラ研旭ヶ丘地区?駅前地区 |
対象者 |
先進セラミックス研究センターのオープンキャンパスを11月1日(火)に行います。 研究センターの紹介、ラボツアー、在学生との懇談を予定しております。 みなさまぜひお越しください。