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【6月8日~10日】北川啓介研究室が手羽先サミット?2018にて「家族みんなて?安価に一日て?建設する未来住宅 インスタントハウス in 名古屋」を発表します。

カテゴリ:イベント|2018年06月08日掲載


名古屋工業大学社会工学専攻の北川啓介研究室が、6月8日(金)~6月10日(日)に久屋大通公園で開催される「第5回手羽先サミット?2018」にて、簡単に持ち運べて、素早く建設できて、快適に生活できるインスタントハウスの発表を行います。

開催概要

日時 平成30年6月8日(金)16:00~21:00
6月9日(土)10:00~21:00
6月10日(日)10:00~18:00
会場 久屋大通公園 エディオン久屋広場 産学官エコエリア
入場料 無料(事前申込み不要)
詳細 第5回手羽先サミット2018公式ページをご覧ください。
問合せ 名古屋工業大学社会工学専攻建築?デザイン分野/高度防災工学センター
教授 北川啓介
TEL:080-4224-4221
E-mail:kitagawa[at]nitech.ac.jp *[at]を@に置換してください。

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北川教授からのコメント

2011年3月の東日本大震災の一ヶ月後に、名古屋の新聞記者と共に宮城県内の小学校の体育館の避難所を訪れました。私の手をとって体育館全体を案内してくれた小学生が、最後の最後に、大きな運動場を指さして話しはじめました。それは、現地の多くの声を素直に口にした一言でした。
「あそこに仮設住宅が建つまで、半年から一年もかかるんだってよ。こんなに寒い避難所での集団生活をそんなに長くって、あんまり考えられないよ。もっと早く建てられないのかな。」
その日も小学校の建物自体も内部まで冷え切った冷凍庫のような夜で、多くの人が避難所の体育館や教室の中でいくつもストーブを焚き続けて少しでも暖をとっていました。もっと過酷な寒い冬や暑い夏のことを想像すると、建築の専門家の一人として、とてもでないですが、いたたまれないです。
翌日に名古屋に戻った私は、建築材料、建築構造、建築環境、建築施工などのそれぞれの専門家、また、研究室の学生のみんなに声をかけ、その日以来、簡単に持ち運べて、素早く建設できて、快適に生活できる、インスタントハウスの研究開発を続けてきました。全く前例のない建築の仕方ですので、何度も試行錯誤を重ねることになりました。
そして、昨年くらいから、仮設住宅の標準である三十平方メートルの家を、数人で数時間で設営できるようになりました。
今回、2018年6月8日(金)から10日(日)に名古屋市中心部の久屋大通にて開催される手羽先サミット2018からお声掛けをいただき、インスタントハウスのプロトタイプを4棟と、加えて、今回新しいチャレンジとして、名古屋市のマスコットのひとつであるエビザベスの家を発表いたします。
是非、ご高覧いただけると幸甚に存じます。
コンパクトエコハウスの研究開発を通して、日本のみならず、日本国外のそれぞれの国や地域での被災者の人々、また、中東でも大きな問題となっている難民の人々が、一人でも多く、一日でも早く、いつもの日常の生活へ戻れるよう願っています。


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