フロンティア研究院シンポジウム2021?キャリアパスの多様化と博士課程の魅力?を開催しました。

カテゴリ：ニュース｜2021年12月07日掲載

11月25日（木）に、フロンティア研究院シンポジウム2021?キャリアパスの多様化と博士課程の魅力?を開催しました。ノーベル物理学賞受賞者の名古屋大学の天野浩教授をはじめ、紫綬褒章を受章した本学大学院工学研究科生命?応用化学専攻　神取秀樹教授、情報工学専攻　徳田恵一教授から、博士後期課程の魅力や研究の楽しさなどについてご講演いただいたほか、企業で活躍している本学博士後期課程修了生から、それぞれの経験に基づいた博士号の有用性についてお話しいただきました。当日は、オンサイトで74名、オンラインで118名が参加しました。

木下隆利学長の開会の挨拶を皮切りに、柿本副学長及び総括院長から、博士後期課程学生の支援?育成活動をはじめとする本学の取り組みについてお話しがありました。また、博士後期課程で学ぶ名工大現役博士後期課程学生の研究シーンや博士後期課程の魅力、研究の楽しさなどを紹介した動画「REAL」も公開されました。
基調講演では、名古屋大学の天野浩教授から、「未来の開拓者になるために必要な経験」と題して自身の博士後期課程に進学したきっかけや研究生活及び博士後期課程のカリキュラムについてお話しいただきました。質疑応答では、学部および修士課程学生からの質問などに、アドバイスいただきました。
神取教授からは、「研究者の楽しみ～PIを目指そう～」と題した講演の中で、研究者としての真の成功についての話に加え、「大学にいる間は100％好奇心で研究をしてください」と激励の言葉が贈られました。徳田教授からは、「研究者の楽しみ～right people, right place, right time～」と題して自身の研究についての紹介とともに、学生時代さらには少年時代まで遡って現在の研究分野に興味を持ったきっかけなどが話されました。
現役の博士後期課程学生によるポスター研究発表や企業で活躍する博士後期課程修了生による講演では、進学を考えている後輩学生が積極的に質問をする姿が見られました。

本シンポジウムが、本学博士後期課程を多様なキャリアパスの一つとして考えるきっかけとなることを期待します。

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