就職先 株式会社交通建設
建設工学科 平成19年度卒業
都筑 康太郎さん
活気ある職場で、線路に携わる現場監督として一緒に仕事をしませんか
私は、関東圏の線路設備の保守?管理や新設工事を担当しています。毎日お客様が安全に電車を利用できていることが、何よりの実感に繋がり、それがこの仕事の醍醐味です。また、線路切替などの(作業員数十名?現場監督複数名)の筆頭責任者として携わった際、無事に工事を完遂できたときのやりがいは、何回従事しても達成感があります。JR(発注側)への出向を経験した際は、修繕を発注するために請負側の特徴を踏まえながら作成すること等、大変勉強になり、また、出向を通して人との繋がりができたことは、貴重な経験となりました。職場には同年代の同僚が多く、活気に溢れており、私は同僚とともに切磋琢磨しながら日々仕事に励んでいます。間違っていたことを本気で注意してくれる先輩や上司の優しさもあり、メリハリのある職場です 。また、プライベートでも、職場の先輩や同僚でフットサルや野球など親交を深めることができ、楽しい雰囲気の職場です。
建設に興味がある在学生へ~線路を保守するという他の建設会社では体験できないやりがいのある特別な仕事です。また、年齢層も若い社員が多いので、活気のある職場です。楽しみながら共に仕事ができれば幸いです。
就職先 日本管財株式会社
大学院建築学専攻 平成22年度卒業
恒川 淳基さん
学生時代の経験が、社会に出てからも活かされています
建築学科を目指している方には、ものづくりが好きな人、建物や街並みを見るのが好きな人など様々いると思います。私自身も入学当初は、建築=設計という認識しかありませんでした。しかし、建築を学び始めるとその学問の奥深さを知り、興味の対象も変化していきました。そのうちに建物の企画段階から取壊しまでの長い生涯、つまり「時間」という視点から建築をみる維持管理の分野に興味を持ち、大学院への進学を決めました。前橋工科大学での日々を振り返ると、勉強のことだけでなく、物事の考え方についても多くのことを学び、人間的に成長できたように思います。
就職先 株式会社両毛システムズ
大学院生命情報工学研究科 平成25年度卒業
志塚 俊樹さん
大学院での学びを糧に社会に貢献できる人材を目指す
私は、大学?大学院共に前橋工科大学で学びました。大学院では、大学生の時に学んだことを活かし研究に研鑽を積んできました。大学生の時に学ぶ知識は、基礎ですのでしっかりと理解を深めることが重要です。また、大学院に進学したことで、色々な事に対して視野を広げられたことが大きな収穫でした。大学で勉学に励んでみて興味のある人は、大学院進学も考えてみるとよいと思います。そして卒業を迎え、これからは一人の社会人として社会に出ていきます。不安はありますが、前橋工科大学で学んだ知識と経験を生かし、社会に貢献できる人材を目指して、日々精進していきます。
就職先 アルケア株式会社
システム生体工学科 平成23年度卒業
平山 智子さん
幅広い専門分野から自分のやりたいことが見つかる
システム生体工学科では、回路やプログラミングの工学分野から、生体や生命といった医学分野まで学ぶことが出来ます。好奇心旺盛の私は、このような幅広い分野の講義を受けることで、充実した大学生活を過ごすことが出来ました。在学中、生体関係の分野で興味深い出来事に出合え、現在はその方面で楽しく仕事をしています。素敵な仲間と過ごした4年間は、大きな糧として今後も私を支えてくれるはずです。
この学科では知らない世界を知り学ぶことが出来るため、きっと自分のやりたいことが見つかると思います。ぜひ見つけて色々なことにチャレンジしてみてください。
就職先 本庄市役所
総合デザイン工学科 平成24年度卒業
今井 千波さん
時間を有効活用できるのはこの学科ならでは
総合デザイン工学科では、建築?コミュニティ?インテリアなど多種多様なデザインについて学ぶことができるため、人間の想像力?構想力?実行力をより深め、生活の質を向上させる意識と能力を高めることができます。
また、前橋工科大学で唯一の夜間学科のため、昼間には仕事で社会経験を積むことや講義の他にも学ぶことができ、学生生活を有意義に過ごす環境が整っていると思います。 この学科で学ぶ方の年代は幅広く、既に社会人としてご活躍をされている方もいます。その方々の仕事及び社会経験などの話を聞くことにより、自らの志を見つめ直すことができるというのも魅力の一つだと思います。
就職先 日本システムワープ株式会社
生命情報学科 平成22年度卒業
須田 祥平さん
お客様の安心を支えるネットワーク(NW)エンジニア
ネットワークは現在の社会を支えている欠かせない技術であります。私の勤務する日本システムワープ株式会社はネットワーク、サーバ等ネットワークに関する業務に携わっている会社であり、通信回線や通信機器の保守?運用?構築、新システムの検証?維持管理など様々な業務を行っております。
その中でも私はお客様が利用しているネットワークの通信回線や機器の保守?運用業務に就いており、お客様が安心して業務を行えるようにネットワークを支えております。日々、当該業務を行うことによりセキュリティ対策や通信の安定性を確保し、機器故障等の障害が発生した場合には影響を最小限に止め、素早く復旧対応を行います。これらの業務は一見目立たない業務に思えますが、お客様の業務を支えるということは社会の一部を支えていることと同じことだと感じており、現在の社会に必要不可欠な仕事と言えると思います。保守?運用業務は一人では行えません。チームで業務を行う必要があります。そのため、業務を行うためにコミュニケーションは欠かせないものとなっています。私の目標はネットワーク技術についてより深い技術を習得し、後輩の育成やより良いコミュニケーションが取れる環境を作り、チームやお客様にとって良い仕事を提供できるような人材になることです。そのために一日一歩でも進めるように努力していきます。
就職先 株式会社 日立アドバンストデジタル
大学院生命情報工学研究科 平成19年度卒業
白井 康介さん
画像処理技術を支えるエンジニア
私はカメラ用画像処理エンジンの設計検証に携わっています。
現在、カメラは携帯電話用?監視用?医療用など世の中の様々な場面で利用されています。さらに昨今ではカメラの応用範囲が広がってきています。カメラにはディジタル処理を行う画像処理エンジンが不可欠であり、この性能によって画質に大きな違いが出ます。私は、画像処理エンジンで行うディジタル処理の内容が意図したとおりに動いているかを検証する作業を担当しています。また、検証に利用するソフトウェアの作成を行うこともあります。
ソフトウェアと異なりハードウェアでは、タイミングを1つ間違えただけでも正しい映像が得られなくなってしまいます。また、実際の製品が出来てしまうと修正するには莫大な費用と長い時間がかかりますので、注意深く設計を行い、十分に検証作業を行わなければなりません。苦労して出来上がったものがうまく動いたり、製品化されたりしたときには高い満足感を得られます。
業務ではハードウェア記述言語の知識はもちろん、画像や信号処理についての知識が必要とされます。多くは入社してからの教育や仕事を通して学んだことですが、それらの技術を身につける下地として、学生時代に学んだ数学や、信号処理や回路、ソフトウェアの基礎知識が役に立っています。
最近では組み込みソフトウェアの設計?検証を行う業務も担当しています。これまでハードウェアの設計?検証を通して得た知識や経験に加え、ソフトウェアの設計?検証を通じて知識や経験を積み、ハードウェアもソフトウェアもどちらも担当できるエンジニアになるのが目標です。
就職先 (株) 太平エンジニアリング
東北支店?営業部?技術課
総合デザイン工学科 平成23年度卒業
浅沼 勇太さん
会社を代表する営業マンになることが今の夢
私の勤務する㈱太平エンジニアリングは全国展開をしている総合建築設備会社です。私の勤務先は東北支店営業部技術課。技術課では建築設備の設計?積算を業務としていますが、そのなかで私の担当業務は設計図から見積金額を算出する積算業務です。
積算部門が作成する見積書をスタートに営業担当が受注し、施工部門が工事をし、竣工に至るわけですから、私の仕事はミスも許されない緊張感も伴う大変な仕事ですが、その分「やりがい」も大きな仕事です。
私たち建設業の仕事は文字通り「地図に残る仕事」であり、苦労も多いのですがプライドを持って取り組める素晴らしい仕事だと感じています。そのなかでも私が従事しているサブコンは、生活する上でなくてはならない設備やライフラインを支えているわけですから、傍目には地味ですが安定性や将来性も大変大きな業界であることを入社後に知りました。私は今、営業業務に大変興味を持っています。積算業務をしっかりマスターしたうえで多くの専門知識を身につけ、将来は太平を代表する営業マンになることが今の私の夢です。
そして、東日本大震災という歴史的な災害の被災地にいる者として、東北の復興に少しでも貢献できるよう、日々努めて行きたいと思っています。
就職先 アトリエDEF
設計?企画部
建築学科 平成20年度卒業
伊東 夏子さん
日本伝統技術を伝え、地域活性化へ繋げる
私は、大工の手刻みによる伝統軸組工法で、自然素材で家を建てる工務店で設計をしています。
現在勤めているアトリエDEFでは、自然素材で安全性を確認できたものだけを使用し、木材もトレサビリティが明らかな国産材のみです。合板もビニールクロスも使いません。荒廃している山林の間伐?植林といった作業も社員全員で行っています。
アトリエDEFに務めたきっかけは、石川先生によるバウビオロギーの授業で衝撃を受けたのが、そのきっかけです。その授業の中で、シックハウス症候群、化学物質過敏症という症状がある事、建築の環境負荷の問題を知りました。私が建築に携わるなかで、自然や人を傷つけるような事はしたくないと、授業を受ける中で強く思った事を今でも覚えています。
今は大学時代に学んだ事、感じた思いが、仕事に活かせている事が、本当に幸せだと感じています。そして毎日の仕事の中で、住まい手の笑顔や整備が終わった山を見ている時に、仕事への遣り甲斐を感じています。
現在は、土壁プロジェクトメンバーとして現代版の「土壁の家」を普及するために活動しています。蓄熱性の高い土壁に、現代の断熱性を加えれば、やがて土に還る素材で、本当に快適な住まいをつくることができます。そして、左官や大工といった日本伝統の技術を伝え、その地域の素材を使用して、地域の人々の仕事の場を生み出し、地域活性気化へと繋げていきたいと思っています。