建築学科の選択科目/建築設計ワークショップ(2年生?41人)で実施している屋根付き版築ベンチが上毛新聞(8月9日)に紹介されました。今年はコロナ禍で、対面授業が再開された7月にスタートし、夏休みをまたいで、9月中旬に終了しました。実際に土や木に触れてものをつくることは、オンラインでは絶対不可能なことです。外での作業とはいえ、三密や熱中症に配慮しつつ、今年も怪我もなく終了できました。また後期が始まり、1年生の建築設計基礎Ⅱでは、この先輩たちがつくった版築ベンチをスケッチし、採寸して図面化する課題にも取り組んでいます。他学年の教材にもなっています。
版築は、古くて新しい工法として欧州では大変注目されています。なおこの授業の成果は『版築―今甦る、土の建築 実践的建築教育の試み』が上毛新聞社より2017年に?前橋工科大学ブックレット3?として出版されています。今年は市内造園業者の皆様が見学に訪れていただきました。
(担当教員:石川恒夫,三田村 輝章,堤 洋樹)
下記記事は上毛新聞社提供です