生命工学領域?福地研究室の大学院生 小澤侑平さんが筆頭著者の論文が公開されました.
本論文は近年,細胞生物学分野で大きな話題となっている液滴を誘導するタンパク質を生命情報学の観点から解析したものである.本解析により,液滴を誘導するタンパク質は天然変性タンパク質が支配的であること,液滴を形成する際に共存する分子の違いにより天然変性領域に違いがあること,一般に認識されている液滴を形成する天然変性領域の特徴は,よく知られたタンパク質のみに見られる特徴であること等,を見出している.
Classification of proteins inducing liquid-liquid phase separation: sequential, structural, and functional characterization.
Ozawa, Y., Anbo, H., Ota, M., and Fukuchi, S.?
The Journal of Biochemistry, 2022, mvac106, 10.1093/jb/mvac106
https://academic.oup.com/jb/advance-article/doi/10.1093/jb/mvac106/6961877?login=false