大和屋 × 前橋工科大学 コラボ商品の開発
株式会社大和屋(本社:高崎市、六供店:前橋市)との産学連携プロジェクトとして、学生主体で「前橋工科大学らしい」オリジナルブレンドコーヒーの開発に挑戦しました。
本ページでは経過をご紹介します。
担当教員:石川恒夫 教授(環境?デザイン領域)
第1回ミーティングレポート(2025年5月)
プロジェクトの第一歩として、第1回ミーティングを開催しました。
? 実施内容
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大和屋さまのご紹介?企業説明
コーヒーに対するこだわりや地域との関わりについてお話しいただきました。 - 
自己紹介 & 顔合わせ
学生と企業担当者が初めて対面し、お互いの立場や想いを共有しました。 - 
プロジェクトの方向性の共有
このプロジェクトが目指す「前工大らしさ」をどう表現するか、自由な発想で意見を出し合いました。 - 
商品コンセプト検討ワーク
「こんなイメージの商品がいい」「前工大らしいってこういうことかも」といった自由なアイデアを、個人?グループで出し合いました。 

第2回ミーティングレポート(2025年6月)
プロジェクトの第2歩として、第2回ミーティングを開催しました。
? 実施内容
商品コンセプト共有
学生が事前に考えてきたコーヒーコンセプトを持ち寄り、それぞれのアイデアをプレゼンしました。
「徹夜やエナジードリンクといった学生生活に寄り添う味」や「前橋工科大学の2学群6プログラムを象徴する2種の豆を使ったブレンド」など、ユニークで前工大生らしい意見が出され、今後のデザインやプロモーションへ発展できる方向性を議論しました。
試飲?味の検討
4種類のブレンドを実際に試飲し、それぞれの特徴を比較しました。
最終的に夜を徹して研究に取り組む学生の味方となる「目がさえる味」をテーマとした味(配分トラジャ:8、マンデリン:2) に決定しました。
? 今回の成果
学生のアイデアと実際の試飲を通じて、オリジナルブレンドの味が決定しました。
今後は、この味にふさわしいデザインや広報の工夫を重ね、「前工大らしさ」が詰まったドリップパック完成を目指します。



第3回ミーティングレポート(2025年7月上旬)
プロジェクトも折り返し地点に入り、第3回ミーティングを開催しました。
今回のテーマは パッケージデザインとブレンド調整。学生たちのアイデアが形になりつつあります。
? 実施内容
パッケージデザインの講評
参加学生が持ち寄ったデザイン案を投票で検討し、それをもとに次回ブラッシュアップすることに。
石川教授からは「工科大らしさをどうデザインに反映するか」、大和屋様からは「ターゲットや付加価値を明確に」といったアドバイスがあり、学生たちにとって大きな学びとなりました。
次回までの課題
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パッケージデザイン案のブラッシュアップ
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パッケージ裏面に記載する本商品の説明文の検討
 
? 今回の成果
講評やアドバイスを経てデザインの方向性が明確になりました。
さらにブレンドも調整を経て完成に近づき、いよいよ形になる段階に入ってきました。
学生たちの発想力と実行力が、着実にプロジェクトを前進させています。




第4回ミーティング レポート(2025年7月下旬)
今回のミーティングでは、コラボレーション商品のパッケージデザインについて最終的な方向性を確認しました。
デザインコンセプトは「The Mit-Night Sun」に決定しました。このコンセプトには、夜を徹して研究に取り組む前工大生を「白夜(Midnight Sun)」になぞらえるとともに、前橋工科大学(MIT)を意識した表記「Mit-Night」を用いることで、本学の独自性を表現しています。また、デザインには大和屋珈琲六供店と前橋工科大学の建物を描き、両者のつながりを象徴する仕上がりとなりました。
今後は、学内での最終調整を経て正式版を確定し、入稿予定です。
今回の決定により、いよいよ完成に向けた準備が本格化してきました。





パッケージ印刷完了(2025年10月)
2025年8月より進めていたオリジナルドリップパックのパッケージ印刷が無事に終了しました。
これで商品の完成に向けた最終段階に入り、いよいよ販売開始が目前となります。
学生と大和屋珈琲のコラボレーションで生まれたこのパッケージは、前橋工科大学らしさを表現するとともに、六供店の店舗や大学建物をデザインに取り入れた特別仕様です。
最終仕上げ中~
現在は焙煎や製品加工の工程が進行中で、学生と大和屋珈琲のコラボレーションで生まれた特別な味わいが形になろうとしています。
完成と発売をどうぞお楽しみに!
続き Coming soon!!
販売は年内を目指し、最終的な商品化?広報展開を行います。
